新潟市訪問美容フクロウの髪の悩み相談室【偽ダメージ編】

今回は髪の悩み。その中でも誤解されやすい偽ダメージに関して一般の方にもわかりやすいようにできるだけ専門用語を使わずかみ砕いてご紹介します。

その前に少しだけ自己紹介させてください。

新潟市で訪問美容をしている斎藤真輝と申します。

スタイリスト歴7年。合格率2%業界最難関資格といわれているヘアケアマイスター保持者です。

色々な情報が行き交っている現代ですが多少は信頼して頂けるのではないかなと思っております。

ダメージヘアの誤解

 


髪がパサパサして膨らむ。

ツヤ感が無い。

髪が絡まる。

などを感じ自身の髪が傷んだいると思っている方はいませんか?

その原因はダメージのせいではなくあなた自身の髪質かもしれません。

ダメージのせいだと思ってダメージに良い高価なカラー剤、高価なパーマ剤、高価なトリートメントなどを使っているならそれはもったいないですよね?

仮にそういう方は基本的にダメージが0でもツヤ髪にはなりません、ボリュームもおさまりません、髪も絡みます。
※髪質の程度にもよりますが。

 

誤解の理由と原因


くせ毛が原因となります。

くせ毛により髪がねじれたりして生えてきているので髪の表面が滑らかでないのです。

ケース別に詳細を貼っておきます。

 理由
ツヤが出ない・髪の表面(キューティクル)の平滑性がない。
広がり・髪のねじれ(くせ毛)
そのせいで髪の強度が上がり収まらない。
・キューティクルの枚数が多く剛毛。
絡まり・髪の表面(キューティクル)の油分不足

 

 

 

髪質による偽ダメージが理解できたところで自分の髪がダメージヘアなのか偽ダメージヘアなのか考えてみましょう。

ケース別に詳細を貼っておきます。

 見極め方
ツヤが出ない・キューティクルに平滑性がない
・クセ毛
広がり・クセ毛
・剛毛で硬くてハリがある。
絡まり・キューティクルが少ない髪。
・髪が細い方。

上記に該当する方で今まで何をしても改善しなかったという方はおそらく生まれ持った髪質が原因です。

 

偽のダメージ対策

 

ここまであなたの悩みは生まれ持ったものだからダメージケアでは解消できないとお伝えしました。

少し不安になったかもしれませんがご安心ください、解決方法もあります。

 対策
ツヤが出ない・平滑性を出すために自身の髪を作り変える必要があるのでストレートパーマ。
広がり・髪のねじれ(くせ毛)が原因で広がる細毛の髪はねじれを直すためにストレートパーマ

・剛毛でハリがあって広がる方はダメージを適度に与えて髪を弱らせハリを抑える
絡まり・髪の表面を油分でコーティングする為トリートメント、アウトバストリートメント併用使用。
・髪が伸びると毛先はさらに油分が低下し絡みが悪化するのでショートスタイルを推奨。

ダメージケアではなくストレートパーマなどで髪質自体を変える方法が最も有効となります。

『ダメージケアをして髪質改善しましょう』なんて甘い言葉には注意してください。

 

個人的には生まれ持った髪質を活かす。

コンプレックスを逆に活かす髪型選定をするのがオススメです。

 

余談

ここまで記事をご覧いただきありがとうございます。

以下は私の個人的な意見になります。

今回のダメージケアって真偽を確かめるのが結構難しいんですよね。

 

・・・なんで商売の為とは言っても大嘘を平気でつけるんだろう?

美容室で働いてる時からずっと思っていました。

例えばトリートメント。

勿論使用する物によりますが例えばサロンで行うシステムトリートメントをお客様にダメージケアに効きますよってオススメするとします。

トリートメント終えて乾かして確かにツルツルツヤツヤなんですよ。

でも数日で元の髪に戻る。

お客様ってそれを望んでるんでしょうか?

百歩譲ってダメージヘアのお客様にそれを行うならわかるとしましょう。

だけど髪のツヤが髪質原因の人にもダメージケアしてツヤを出しましょうってトリートメントをオススメするんですよね。

でもツヤが出ない。パサつきが直らない。広がりが直らない。

挙げ句の果てに『一回じゃダメなので継続的にケアして髪質改善していきましょうね』なんて言い出すんですよ。

・・・うーん、良い悪いとかじゃなくてそういうのってなんで言えるんだろう?

 

私だったら正直に効果の有無をお伝えしたいですね。(デリケートな問題であればオブラートに包む事は必要だと思いますが)

その分のご予算を用意していただけるなら意味のある施術やアイテムを使っていきたい。

あくまで私なら、です。

あと誤解されると悪いのでお伝えしますがシステムトリートメントでも単なるトリートメントでなく髪の結合を並び替え、再結合させて髪質を変えるものも極々少数ですがあるのも確かです。

でもその見極めってお客様はできないですよね?

だからお客様が美容師の言葉の真偽を見極めるのって本当に難しいと思います。

 

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