今回はヘアアレンジに関しての記事となります。
一般の私生活の中では勿論ですが、病院や施設でも簡単にかわいくアレンジする方法を書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
その前に少しだけ自己紹介させてください。
新潟市で訪問美容をしている斎藤真輝といいます。
日本ファッション協会認定F.S.A Styling Map Prayerとしても活動しております。
いろいろな情報が行き交っている時代ですが、多少は信頼して頂けるのではないかなとおもっております。
簡単なヘアアレンジ
ヘアアレンジにも様々な種類があります。
その中でも本人や御家族の方が簡単に、かわいく、しっかりアレンジしているように見える方法とはなんでしょうか?
感じ方、考え方は様々ありますが今回私がおすすめする髪型は《クルリンパ》と呼ばれているヘアアレンジです。
これはアメピンも不要で専門的な知識はいりません。
さらに短時間でセット可能であり、運動や風などでも崩れにくい髪型です。
そういった理由もあり、最近ではよくセルフクルリンパをされている方を目にします。
しかし、もう一工夫すれば更に素敵になるのにもったいない。。。と思ってしまうアレンジをしている方が多いのも事実です。
今回はそういったこともふまえて書き進めて行こうと思います。
一般的なクルリンパの方法
では、まず最初に一般的なクルリンパのやり方を画像を加えながら説明していきます。
必要な道具は髪ゴムです。100均のゴムで十分です。
以下解説となります。
今回はこのストレートヘアをモデルとして施術を進めていきます。
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このように横の髪をハーフアップ風にしていきます。
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ハーフアップです。ここまでは簡単ですね?
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今度は結ったゴムの奥側を二つに分けます。
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上記で作った分け目に結んだ髪を上から入れ込みます。
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入れ込みました。
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今度は入れ込んだ髪を左右に分けます。なるべく同じ量をとるようにしてください。
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二つに分けた毛束をやや下向きに左右に引っ張り髪の余計なたるみを抜きます。
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完成です。
シンプルでキレイめなアレンジになりました。
おそらく一般の方がされているクルリンパは上記のクルリンパになると思い思います。
しかし注目してもらいたいのが青で囲った部分です。
だいたいの方がボリューム不足になったりしてバランスが悪くなります。
慣れている方はボリューム不足の毛束を引き出したり出来るでしょうが、一般の方だとかなりの難易度の高い作業になっていまいます。
でもご安心ください。
簡単にその問題を解決できる方法があります。
ワンランク上のクルリンパの方法
では、更にバランスを改善したワンランク上のクルリンパアレンジを画像と共に解説していきます。
前上りラインで横の髪を分けとりハーフアップにしていきます。
下半分は結ばないでください。
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このようになります。
↓
これをクルリンパします。
↓
クルリンパ完了。
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先程残した横の毛と耳裏の髪の毛をハーフアップの要領で結びます。
この時、最初にクルリンパした位置より高い位置でハーフアップを作ってください。
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ハーフアップを作れたらそれもクルリンパします。
↓
これで一つ目のハーフアップで作ったクルリンパの上にもう一つクルリンパができた形になります。
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結び目の先を左右に二等分して左右に引っ張りたるみをとります。
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一つ目に作った下のクルリンパの中に上のクルリンパの毛先を入れ込んで引っ張ります。ここが難しいかもしれません。
↓
こういう仕上がりになります。
バランスいいきれいな形のクルリンパに仕上がりました。
普通のクルリンパとご紹介したワンランク上のクルリンパを比較してみます。
いかがでしょうか?
全体的にバランスが良くなって自然なんだけど、どこか普通と違うワンランク上のイメージになったと思います。
これだけなら慣れれば3分と髪ゴムが二つあれば仕上げられると思います。
でも、もっと素敵にいつもと違うクルリンパにしたいという方がいましたら下記をご覧ください。
更にワンランク上のクルリンパ
ここまで来ると美容室で行うレベルに近くなってきますが慣れればご自分でも行えます。
また画像と共に説明させてもらいます。
まずアイロンで巻きます。
基本の形はハーフアップとなりますので、左右均等にしないといけないとかそんなに気を使う必要はありません。
なんとなく動きをつける程度でも構いません。
巻き方は割愛します。(今後記事を作成予定です)
↓
巻いた状態でワンランク上のクルリンパをするとこうなります。
赤く囲ってる箇所を小さく引き出してあげるとさらにクオリティが上がります。
具体的にはクルリンパでねじれている所とトップのボリュームをもたせたいところを引き出すと良いです。
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最後に正面から見た時にお顔周りに髪の毛が欲しい場合少し引き出してあげてください。
もしお顔周りの髪の毛に動きが足りないようなら巻き直して完成です。
今回はワックスやオイルなどの前処理材は一切使いませんでした。
もしお使いになっても差し支えのない方はアレンジ前に髪全体に馴染ませてから始めるとより容易にセットできると思います。
余談
最後までご覧いただいてありがとうございました。
画像と文字での説明になったので少しわかりにくい箇所もあったかもしれません。
今後動画なども使ってご説明していけたらなぁ、と思っております。
今回はヘアアレンジの記事でした。
なぜヘアアレンジを記事として選んだのか。
それは病院で入院中の子供たちにマジックなどのパフォーマンスをする《ホスピタルクラウン》の方のお話を伺う機会があったからです。
つらい入院生活の中で本来の子供らしさを失いがちになっている子供達に笑顔を届けたいという熱い想いを聞かせてもらい、素晴らしいパフォーマンスを拝見させていただきました。
それに影響され、私にも少しでも何かできることはないか考えた結果、簡単にかわいくなれるヘアアレンジを届けたいと思ったのです。
まだ子供で自分でのアレンジが難しいようなら保護者の方や、病院関係者の方が本記事を見て子供の髪をアレンジし、間接的にでも笑顔を届けられたのなら嬉しく思います。
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